2008年9月24日水曜日

娘が1才8ヶ月になりました。

 卒乳、おめでとう。とても辛そうでしたが、よく頑張ってくれました。お父さんもお母さんも、あなたを誇りに思っています。

2008年8月5日火曜日

書評:生物と無生物のあいだ(1)

 第8章 p134まで読みました。市立図書館で借りておりまして、返却期限が来たため一旦返却しました。本書の主題となっている生物理解の分子論的、物理学的アプローチといった点で私の研究対象に近いため、解説の切り口について勉強になりました。今のところ、私にとって新しい知見はさほど多くありませんでした。ところで、E.シュレーディンガー著「生命とは何か」(岩波文庫)の新装版がこの春に発行され、私も手に入れましたが、訳者の後書きで言及されているベストセラーとは本書のことだと思います。どうやら本書のp160あたりに書かれている解説について、シュレーディンガーが提唱した生命観に関する誤解があると指摘しているようです。機会があったら、また借りて続きを読みたいと思います。

2008年7月30日水曜日

亀田選手について

 先日(7/15)、ボクシングの亀田選手の所属する亀田ジムがボクシング協会に公式に承認される見通しというニュースがありました。反則行為に対するペナルティは受けたのですから、当然の処置でしょう。若者にチャンスを与えるという判断もごく真っ当です。私から見ると、父親を含む周囲の大人に乗せられていた感じがするのですね。相当なプレッシャーがふつふつ醸成された中、格上の選手と大舞台で大戦することになり、これまた周りの人間に乗せられて、反則行為をしてしまった、という印象です。しかし彼の試合は2度と見たくありません。ボクシングそのものもきっと見ないと思います。

 とここまで書いて投稿せず放置していたのですが、今日の内藤選手の防衛戦で、何と亀田選手がリングに上がり内藤選手の勝利を祝福したとのこと。何がなんだかもう良く分かりません。突如亀田選手に祝福された内藤選手は笑顔でした。スポーツマンらしいですね。私には真似できません。

2008年7月28日月曜日

娘が1才6ヶ月になりました。

 先日のことですが、娘が1才6ヶ月を迎えました。言葉をたくさん言えるようになりました。喃語で一生懸命話かけてきます。歌も相変わらず大好きです。すくすく成長しています。親が子どもお礼を言うのもおかしな話ですが、本当に、ありがとう。これからもママと一緒にお前を育てていきます。ちょっと間抜けなパパですがママのケアもまかせて下さい。
  
 いよいよ自我が芽生えてきたのでしょうか。強情になってきました。嫌いな食べ物を口に運ぶと、唇を真一文字に結んで「ない、ない」と拒否します。テレビを見たいときは、「ぴっ!ぴっ!」と言って諫めても聞き入れません。ママに会えないと「キーっ」と叫んだりします。公園でこれをやられますと、お年寄りがびっくりするので止めて欲しいですね。。小学校に上がっても奇声をあげて事態を解決しようとしていたら、まさに問題児ちゃんですよ。少し心配ですね。

 運動能力はめきめきと上達しています。すべり台を一人で遊んだり、階段を降りたりできるようになりました。まだ少しゆらゆら歩きなので、手をさしのべます。しかし2回に1回は手をつないでくれません。助けを借りずに成功させることを欲するのは、人間としての本性なのでしょうか。それとも、一匹狼の習性が現われたのでしょうか。。そういえば、私も家内もそんな性分に近いですね。周囲に対して感謝の気持ちがないわけでは無いのですが、少なからず無頼者傾向だと思います。

 そんな狼一家の娘ですが昼寝から起きて親の姿が見えないと、泣いて呼ぶか、目を丸くして探しにきます。私も子供のころ、そんな状況が苦手だったと記憶しています。親ごころとして、そっとしておいただけなのですが、さすがに誰もいないので驚きました。普段、わがままばかり言っているのが自分でも分っていますから、「とうとう置き去りにされた」などど思ったものです。あのひんやりとした感覚を、娘を通じて久しぶりに思い出しました。
 

2008年7月24日木曜日

学会抄録投稿完了

 昼前に学会の参加登録、演題投稿を完了させました。締切まであと5時間、というところでした。サーバの混雑が心配されましたが、問題ありませんでした。とりあえずほっとしましたが、会期までに内容のbrushupは不可避でしょう。あと4ヶ月半もあり、その時はすっかり冬です。しかし、あっと言う間でしょうから、気を引き締めなくてはなりません。

2008年7月18日金曜日

セミナー完了報告080717

 今月も終わりました。自己採点は、そうですね、50点くらいですか。誤解がないように細かく説明すると話が長くなってしまう。一方でシンプルに説明すると説明不足になってしまう。バランスがとても難しい。プロジェクト関連書類の提出期限が近いせいか、出席者が少なかったです。立体構造関連に初めて進捗があったのに、少し残念でした。それと、解析していたのに結果を1点見せ忘れてしまいました。悔しい。一方で、やるべきことが見えてきたのは良かったです。学会の抄録創りも、あと一歩です。セミナーで紹介したWebサービスで解析を続けるのはちょっと退屈です。自分以外の人が作ったプログラムを使いこなすには、とかく忍耐が要求されます。また、先入観にとらわれず、ドキュメントを良く読み込む必要があります。長期的に考えると、このサービスのクローン・プログラムを自作する方が良いかもしれません。

2008年7月15日火曜日

学会抄録締切まで(2)

 今朝学会のWebサイトを見たら、 締切延長の予告が。7月24日(木)となったようです。少しほっとしました。しかし連休をはさむね、これは。しま○ろうコンサートとか予定が入っています。家族サービスとか、している場合なのか?と自問してしまいます。現代のパパはこの辺りのバランス取りが難しいのですよ。仕事一徹、とか、マイホームパパとか、極端な方向にながれるのが一番楽ちん。しかし極端な生き方は長続きしないか破たんするでしょう。綱渡りに似た感覚で仕事と家庭のバランスを取らなくてはいけません。これにも覚悟が必要です。

2008年7月7日月曜日

学会抄録締切まで

 あと8日。大丈夫かな?間に合うかな?微妙な所です。今年は行けるといいな。学会は分子生物学会です。演題投稿締切が年々早くなってきています。今年は会期の5ヵ月以上前となりました。運営サイドも大変だと思いますが、来年はこれ以上早くなるのは避けていただきたいものです。よろしくお願い致します。

2008年7月4日金曜日

姪っ子2才の誕生日

 今日は私の姉の長女の誕生日でした。2才になったということです。私の娘より半年くらいお姉さんです。帰省するたびに彼女の成長が見られます。半年前は片足を上げて「おっぱっぴー」してました。5月は公園のアヒルにえさをあげていました。たまにしか顔を見せないおじさん(私)も覚えております。きっとこの子も良い子に育つでしょう。それも祖父と祖母の近くにいますから、それだけでも孝行な孫と言えます。私の娘が生まれたとき、生後7ヶ月であったにもかかわらず、この子は姉に連れられて、はるばる見舞にやってきてくれました。おじさんはひたすら感激でした。どうもありがとう。娘とは同級生です。気が合う従妹になれるといいですね。

2008年7月2日水曜日

ある日の休日 20080628

 どうやら先週の土曜日(6/29)に夏かぜを引いてしまったようです。家内と娘は元気です。前日に夜更かしして、睡眠をろくにとれずに朝が来てしまい、どんよりとした梅雨寒のなか、同じアパートの住民で行う草むしりに参加。私は作業を始めると周りが見えなりますので、身体的なコンディションを考慮せずに、草むしりにせっせと邁進。勢いあまって薬草まで刈り取ってしまった。むしりながら「なんか良いフレグランス。。」と思っていましたが。「ああ、ハーブが、、」という声で気づき、一瞬あせりましたが、どうやら以前の住人が栽培していた薬草が自生してしまったということ。冬場は殆どみられませんでしたから、この時期に成長するようです。ハーブの類は家内が苦手なので持ち帰りませんでしたが、時間があれば育種を特定したいと思います。
 閑話休題。草むしりが終わるころ、ぽつぽつと雨が降りはじめました。その時から体が重かったように思います。ちょっとひと休みすれば良かったのですが、家内と娘はお出かけの支度をして(てぐすねひいて)待っています。。さぁーいくぞー、と空(から)元気で、しかも薄着で出発。

 雨の日は行くところに困ります。フリーマーケット→赤ちゃん用品店→ユニクロ→うどん屋さんで昼食→図書館→公園という経路で市内を巡りました。家内がユニクロ探索中に、娘も私も車中で昼寝しました。この時の昼寝がいけなかったと思います。それと、うどん屋さんでは冷やしうどんを選んでしまった。。さらに、最後の公園では、霧のような小雨の降り始めで、娘を喜ばそうと最後の力を振り絞って遊びました。家に辿りつくと、寝不足とは少し違うだるさを感じます。なんだかぞくぞくします。まずい、風邪だ! というわけで、風呂に入って葛根湯飲んで、家内には申し訳ないが早めに寝かせてもらいました。
 
 早めに処置したせいか、熱が上がることもなく、軽い風邪で済んだようです。耳管が狭窄したせいか、飲み込む時に少し痛みますが、この程度であれば中耳炎にはならないでしょう。

 梅雨明けまであと半月ほどあります。梅雨寒は油断禁物です。このような気候の日は、長袖のTシャツがおすすめです。春物の引出しから、引っ張りだしておきましょう。
 

 

2008年7月1日火曜日

はずかしくて見れない

 タイトルは学内に公開しているE-ラーニングシステムで私の講義を見た家内のひと言。E-ラーニングシステムとは、講義風景をスライドと共にストリーミング配信するWebシステムのことです。自分が見ても何だか照れくさく感じます。放送大学の先生方も同じように思うのでしょうか。それにしても相変わらずの舌足らず、どうにもなりませんね。講義をする上で、声の通り易さは重要な要素の1つだと思います。良い声質の人の講義は聴こうとする意欲がわいてくるものです。ボイストレーニングは中学~高校時代の部活動でうんざりする程やりましたから(どんな部活だ?)、今更やろうとは思いません。声の大きさならマイクの使い方次第で何とかなりますから。逆に変声期に負担をかけた結果、声帯を壊したのかもしれません。滑舌(かつぜつ)が問題であれば早口言葉の練習でもしようかな。それと聴講者を飽きさせないテクニック(例えば効果的なタイミングでの余談の挿入)など、改善の余地がみられました。

 それにしても、良い時代になりました。E-ラーニングシステムがあれば好きな時間に好きな場所で(もちろんパソコンとLANが繋がっている場所に限られますが)講義を受けることができます。講義する側にもメリットがあります。繰り返し同じ講義をする必要がなく、聴講者の質問に対応すれば良いのですから。古くは放送大学でそのシステムが確立されていますから、こういった需要は昔からあったわけです。それが最近になってようやく各大学にも普及して来ました。システムの課題として配信コンテンツ更新のタイミングが残されています。収録にはお金もかかりますから、熟考を余儀なくされそうです。

 今日で今年も後半戦に入りました。精一杯のことを続けていくことには何も変わりありません。

2008年6月30日月曜日

健康診断2008

 5月19日に受けた健康診断の結果が来ました。総合判定B。聴力以外はすべてAでした。

身長 173.2 cm
体重 59.6 kg
BMI 19.9
視力(矯正) 右0.9 左1.0
血圧 98/53 mmHg

血液素量 13.1 g/dl
赤血球数 443万 /ul
AST(GOT) 17 IU/l
ALT(GPT) 10 IU/l
γ-GTP 14 IU/l
LDLコレステロール 85 mg/dl
HDLコレステロール 49 mg/dl
中性脂肪 75mg/dl
糖代謝(HbA1c) 4.8%
総コレステロール:記載なし (07年は168mg/dl)
ペプシノゲンI 62.9 ng/ml
ペプシノゲンII 7.2 ng/ml
PGI/PGII比 8.7
HBs抗体 10 mIU/ml 未満
HCV抗体-II (-)
HBs抗原定量凝集 8倍未満

 相変わらずの低血圧。血が薄いのも私の特徴です。それより心配なのは総コレステロール。学生時代は100mg/dl前後で正常値下限ぎりぎりだったのですが、ここ数年で急上昇→高止まりという状態。今回なぜか総コレステロールが記載されていませんでした。問い合わせたところ、法律が改正されて総コレステロール値の測定が義務で無くなったこと、その代わりにHDL値を測定することになったとのことでした。善玉コレステロールHDLは昨年と比べると62→49と低下しました。正常の範囲ではあるけど、何だかちょっと心配ですね。BMIは1つ低下。これなら生保に入るときにスムーズで良さそうですね。最盛期(?)には68Kgまで成長した私ですが、何とか大学時代の体重に戻りました。Weight controlを始めてからおおよそ2年かかりました。

2008年6月28日土曜日

家内の成長

 人は環境に応じて日々成長を遂げます。今日は、家内の母としての成長をご紹介します。家内はアイスクリームが大好物です。1つ300円もするPastelのプリンを買ってくると、もちろん「うまいうまい」と召し上がるのですが、食べ終わりに「これならカップアイス3個のほうが良かったな。。」とつぶやきます。無くなったのが惜しいだけのような気もしますが、デザートは基本的に質より量を重視するのです。

 そんな家内が、季節がらおいしくなってきたカップアイスで至福を迎えていた時のこと。娘の1才5ヶ月の記念に彼女が言えるようになった言葉を記録しておこうと、自分のダイヤリーを突如手にしました。ここ1ヶ月の思い出から一生懸命リストアップして1つ1つ書きはじめました。あれも、これも、、とやっているうちに、、、なんと!アイスが溶けてしまっていたのです。そうです。家内は好物のアイスを忘れ去り、娘のために記録を残すことに熱中したのでした。母の愛が自己欲求を凌駕した瞬間でした。子供の成長記録に対し、母親の成長が書きとめられることは少ないでしょうから、ここに記しておきます。もちろん、自分の事よりも子供の事を優先することは日茶飯事の家内ですが、それが無意識に出てきたのが素晴らしい。母親が板に付いて来た、ということでしょうか。

 子育ては親の成長にも繋がっていくようです。このところ、二人三脚(時には私を入れて三人四脚)で1歩1歩進んでいくような、そんなイメージがあります。このレースの一応のゴールは就学ということになりますか。それ以降は今のような密着は少なくなるでしょう。限りのある日常を大切にすることをが重要だと思います。

2008年6月27日金曜日

父の伯父 60回忌

 今日は、痛ましい亡くなり方をした私の親族のことを書きます。この親族は、父の伯父にあたり、終戦後シベリア抑留者としてソビエト連邦に連行された戦没者の1人です。強制労働の末、かの地で亡くなりました。その日から今日でちょうど60年を迎えました。

 私の先祖が眠る墓の墓誌に、この親族の名前があります。村山常雄氏によりインターネット上で公開されている抑留者名簿にもその名が掲載されています。そこに命日が記録されており、これは墓誌に刻まれた命日と一致しています。村山氏の名簿に記載された収容所や強制労働先も信憑性が高いのでしょう。戦争の記録としてかのような努力をつづけられている村山氏に感謝いたします。

 私の父から、何度かにわたりこの親族について話を聞く機会がありました。私の父は昭和17年生まれで、既に召集されていたのでしょうか、伯父の記憶は殆ど残っていないそうです。妻子がいたそうです。戦後、未亡人となった妻は子を連れて、父の生家をしばしば訪れ、服などを貰っていったそうです。生活が苦しかったことが窺えます。子の年齢は中学生くらいだったそうです。子は父の従兄にあたりますが、父より10才近く上でした。その後、音信不通となり、現在も行方が知れません。父が高校を卒業する頃に、祖父と父の2人で彼らの家を捜索したそうです。しかし、町並みが変わってしまい、とうとう辿り着けず、再会を果たすことができませんでした。ある資産家と再婚した、と聞いた記憶が父には残っているようです。父も若い時分でしたので、露骨な親戚の話題からは遠ざけられていたのでしょうか。

 今年の冬の終わり頃に、辺見じゅん著「ラーゲリからきた遺書」というルポルタージュを読みました。この読書記録は別の機会に記しますが、この著作で登場する抑留者も内地に妻子を残して亡くなりました。妻子に宛てた遺書は怒号と悲嘆に塗り固められ、心臓を掴まれる思いでした。遺書の終局にかけて家長としての己を取り戻すかのように家族に最後の希望を託します。父の伯父もこのような思いだったのでしょうか。彼の遺族も遺書では無いにせよ手紙を受け取っているかもしれません。抑留死の場合も戦没者として靖国神社に祀られているはずですから、記念品の送付先から彼らの居場所が分るかもしれません。しかし、個人情報保護法が施行されましたので、安易に知らされることは無いでしょう。また、父も私も直系の遺族ではありませんから、この辺りで止めなくてはいけません。

 4年前の春、ドイツに向かう空路から見下したシベリアの白い大地を思い出します。凍てついた荒野の只中に今も眠っているのでしょうか。どうか安らかに。

2008年6月26日木曜日

FireFox アドオン

私が使用している必須アドオンをご紹介。

1. Tab Mix Plus(タブ操作の強化ツール)
2. タブカタログ(サムネイル形式でのタブ表示)
3. BioBar(EBI謹製の生命情報検索BAR)

初心者のかたは、1.と2.をお試しあれ。
3.は私の仕事に必要なツールです。

仕事に関係するAdd-onとして、FireFox2.0ではBioFoxがありました。
今日現在、FireFox3.0には未対応の様子です。

Add-onによる機能強化の容易さがFireFoxの魅力です。
一方で、Add-onを増やすとブラウジングが重くなるという説があります。
正確な検証はしていませんが、FireFox2.0での経験から、この説は大体正しいと思います。
いろいろなAdd-onを試して、「これは」と思ったAdd-onに絞り込んで使用するのが運用の基本です。

2008年6月25日水曜日

ブログタイトル変更

 仮題「運天日記(仮)」を「かまぼこ抄(仮)」に変更しました。運天は沖縄の地名にあるそうです。本ブログは運天とは特に関係ありませんので緊急処置的に変更します。運天の皆様、失礼しました。無知をお詫びします。

2008年6月24日火曜日

休日080621

 先週の土曜日(6/21)のことを書きます。朝7時に起き、9時に背筋痛の家内を整形外科に連れて行きました。もちろん娘も一緒。案の定、娘は自分が診察されるものと思い込み、母親から引き離されると同時にパニックに。湿布を薬局まで受け取りにいったら薬剤師さんが励ましてくれた。この時期は、最高にかわいい時期でもあるのだが、母親業としては負荷を高める条件が重なり、非常にしんどいのだそうです。それを家内に伝えたら、これといった反応は無し。同情だけでは救いにならないのが現実。当事者の反応としてはいた仕方なしか。

 幸い症状も深刻では無いようだし、気を取り直して、昼前にはとある会議場に到着。お目当ては子育て支援を目的とした展示会。他の子供たちと同様、この会場ではVIPである娘は、お弁当をたべたり、お菓子をつかみどりしたり、手遊びしたり、ダンスに挑戦したり、珍しいおもちゃで遊んだり。他所のお子様たちと危うい綱渡りのようなコミュニケーションを取りつつも、るんるん気分で各ブースを満喫。最後は眠気との戦いを余儀なくされました。家内はアイスクリームに舌鼓、1週間振りの自由行動(もちろん行動範囲は展示会場内に限定)、そして卒乳相談員の巧みな受け流しにがっくり。私はというと消防署のブースで子供の救急法を受講。人形を使って、異物が詰まったときの吐かせ方と人口呼吸法を学びました。果たしていざというときに落ち着いて対処できるだろうか。最後に歯科衛生に関するブースで歯磨きの仕方を伝授していただいた。前歯を磨くときに痛がる理由が分った。これからは気をつけてあげなくては。

 その後は、ユニクロで買い物(私とお昼寝中の娘は車内で待機)、県立図書館では娘と絵本を読んだりして過ごしました。

2008年6月23日月曜日

娘が1才5ヶ月になりました。

今日、娘が1才5月になりました。誕生から17ヶ月を迎えたことになります。人生で2度目の梅雨を迎えています。ここには書ききれない程の、多くのことができるようになりました。いずれも他愛のないことのようですが、とても重要な成長の証が見て取れます。

1) イヌやネコ、魚の抽象画や彫刻などを見て、正確に判別できるようになった。相当のデフォルメが入ったものでの問題なし。
2) 鳩を「ぽっぽ」と呼び、すずめを「ちゅんちゅん」と呼ぶ。鳥の種類を識別できるようになったようだ。
3) 花を見つけると、かがんで匂いを嗅ぐようになった。
4) 歌を唄うようになった。NHK「いないないばぁ」のOP曲のリフレイン・パートが得意
5) 仕上げの歯磨きで泣かなくなった。

1),2)は視覚から情報を得て、それに基づいた分類、そして記憶していた呼び名を発声する、ということです。これを反射的に行うのですから凄いことだと認識しなくてはいけません。3)は花の匂う花とそうでない花があり、それを分っている上で、花の匂いを嗅いでいます。何事もチャレンジ。4)音程は年齢が原因か、親の(私からの)遺伝ためか、あまり合っていませんが、リズム感は良いです。歌と踊り、手遊びが何よりも面白い。5)は単にヘッドの小さな歯ブラシに変え、歯茎を痛めないように工夫したためかもしれません。しかし、こすられた時の痛みが嫌だったのであって、歯磨き自体は嫌がっていない、ということに注目しないとこれが成長であることを理解できません。これらどのような場面でも、娘は得意げな顔をします。本人の自信につながっていることが何よりです。
 
 これは生まれた頃からの娘の性分なのですが、受身な態度をとることがほとんどありません。食事する、靴を履く、手を洗うなど、自分の手でやり遂げようと試みる意思が生活の随所に見られます。このように書くとかなりストイックな乳幼児に聞こえますが、実は面白いことには目がない、享楽的な性格の持ち主でもあります。。

 先週の土曜日(21日)などは母親の授乳なしで6時間もすごし、家内の気持ちを楽にしてあげられることができました。すくすく成長してくれて本当にありがたいと思う。お前のためにも早く新米パパを卒業したいよ。

2008年6月22日日曜日

「遊び」はいずれ「ガス抜き」に

 今月の8日のことになりますが、秋葉原で無差別殺人事件がおきました。犯人は自分の置かれた境遇に満足できす、社会に対する怨みがあったということです。
 
 私がこの事件について思うのは、気持ちが萎えてきた時、くさってきた時の「ガス抜き」の方法を身に付けることが、いかに重要かということです。人生のうちでは精神的な危機に直面することが誰しもあります。その時に鬱屈した気持ちを上手に発散する術(すべ)が、自分を救い上げることになります。

 「ガス抜き」は触法行為ではないにせよ、親に隠れてするような性質のものかもしれません。子供から青年期の「遊び」から、家族や友人の影響を受けつつ、自分にあった方法を吟味しながら身につけていく、そういうものだと思います。それを獲得する時期は、子供~青年時期における「プライベート」の時間だと思います。これを逃すと、精神的なrobustness,toughnessが育たないと考えます。

 「遊び」「余興」は一見、不毛な行為が多いですが、将来訪れるであろう困難から自分の精神を防護する準備だと思えば、決して無益無用の代物ではありません。

 「ガス抜き」の方法は最低でも2つは身に付けるべきでしょう。あまり多いのも困りものですが1つだといずれ飽きてしまいます。秋葉原事件の犯人はゲームという趣味に飽きてしまい、発散する術を失い、手詰まりになって犯行に及んだのではないでしょうか(手詰まりから犯行計画への飛躍がこの事件の特異性でもありますが、ここでは言及しません)。

 子供~青年時代の「遊び」はいずれ処世術としての「ガス抜き」に昇華します。勉強時間の確保も大切ですが、子供の「遊びの時間」「自分の時間」を親は大切にするべきだと思います。新米ながら、1児の親として、そのように感じました。

 私のガス抜き方法は内緒ですが、これだけは飽きない、というのが見つかっていて、私は運が良かったと思っています。
 

2008年6月21日土曜日

Mozilla FireFox 3.0

 先日のことですが、私も「FireFox download day 2008」に参加しました。職場のPCで1回、自宅のPCに1回で計2回DLさせていただきました。2.0の「もっさり感」はついに克服され、敬遠する理由がなくなりました。益々充実したAdd-onも魅力のすばらしいブラウザです。2年間愛用したLunascapeはいずれ卒業してしまうでしょう。Mozilla teamには本当に感謝です。

2008年6月19日木曜日

セミナー終わった.080619

 昨年某研究所から大学に転進しました。今年で2年目になります。私が主催するセミナーも9回目を無事に終えました。。疲れました。。

 私の専門分野ですがここでは理論生物学といっておきます。昨今さまざまな新興分野が台頭しています。がん細胞とがんの治療が今の研究対象ですので、これらの新興分野を無視するわけにはいかないでしょう。統合的な視点でがん細胞と対峙しないといけません。それにしても解析するべきデータが少ない。だからセミナーもしんどい。すぐに論文などの成果に結びつかないけれど、データがあがってきた時に備えプラットフォーム作りに励むしかない。(長期的な計画練るのもいいけど、それまでに契約が切れたら、どうしましょう??)

Google検索で即ヒット

 昨夜開始した本ブログのタイトル「運天日記(仮)」をGoogleで検索したら、もうヒットしました。すごい。Googleのブログサイトだからでしょうか?ところでこのタイトル、何やらおめでたい感じですがあまり意味はありません。これからセミナーの準備です。

Bloggerで再開します

 以前は自宅サーバにtDiaryを立ててブログとして活用していました。その後、引っ越しをしてプロバイダを変更したところ、自宅サーバを公開できない環境に。私の人生にもいよいよ子育ての時期が訪れ、更新も滞っていたこともありクローズしました。ふたたびブログを綴りたい気持ちになったので、こちらのサイトで再開します。Bloggerのシステムに慣れるまでちょっと時間がかかるでしょう。いつまで続くかな?

2008年6月18日水曜日