2008年6月28日土曜日

家内の成長

 人は環境に応じて日々成長を遂げます。今日は、家内の母としての成長をご紹介します。家内はアイスクリームが大好物です。1つ300円もするPastelのプリンを買ってくると、もちろん「うまいうまい」と召し上がるのですが、食べ終わりに「これならカップアイス3個のほうが良かったな。。」とつぶやきます。無くなったのが惜しいだけのような気もしますが、デザートは基本的に質より量を重視するのです。

 そんな家内が、季節がらおいしくなってきたカップアイスで至福を迎えていた時のこと。娘の1才5ヶ月の記念に彼女が言えるようになった言葉を記録しておこうと、自分のダイヤリーを突如手にしました。ここ1ヶ月の思い出から一生懸命リストアップして1つ1つ書きはじめました。あれも、これも、、とやっているうちに、、、なんと!アイスが溶けてしまっていたのです。そうです。家内は好物のアイスを忘れ去り、娘のために記録を残すことに熱中したのでした。母の愛が自己欲求を凌駕した瞬間でした。子供の成長記録に対し、母親の成長が書きとめられることは少ないでしょうから、ここに記しておきます。もちろん、自分の事よりも子供の事を優先することは日茶飯事の家内ですが、それが無意識に出てきたのが素晴らしい。母親が板に付いて来た、ということでしょうか。

 子育ては親の成長にも繋がっていくようです。このところ、二人三脚(時には私を入れて三人四脚)で1歩1歩進んでいくような、そんなイメージがあります。このレースの一応のゴールは就学ということになりますか。それ以降は今のような密着は少なくなるでしょう。限りのある日常を大切にすることをが重要だと思います。

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