2010年6月18日金曜日

イクメンパパ 現実感のない政策

 子育てパパ「イクメン」支援を厚労省が推進するらしい。男性の育児休暇取得
率の向上を目指す、と。
パパの職業や勤務状況によるので、一概な押し付けは迷惑だけど、後世のためと
ても良いことだと思う。

 ところで、パパは外では自分自身やライバルたちと競争しているのですが、イ
クメンしていたら、その競争には負けてしまいます。
イクメンしないパパが、イクメンパパを打ち倒し、先へと進んで行くのは、仕方
のないことです。

 私の場合、子供のころから競争には興味がありません。そもそも闘争心という
ものに欠けているのです。それが経歴に表れていて、たまに恥ずかしい思いをす
るのですが。。それはともかく、イクメン、大歓迎です。娘可愛いし。

 しかし、イクメンに心置きなく携われるのは、雇用が安定している大企業の社
員や公務員くらいではないでしょうか。あと、イクメン日記でも出版して、いっ
ぱつ当てようとたくらむ芸能人の人だとか。

 契約職員で研究者の私の場合、競争に負ければ解雇が待っています。このよう
な状況では、育休取得なんて考えられません。殺伐とした職場では、男の育休な
ど職務放棄とみなされるのが現実です。育休取らなくても、家庭と仕事の両立を
心がけていたら、たった3年でリストラ対象に。

 イメージ先行ばかりで、現実を見ていない政治。所詮、恵まれた一部の人間が
例の裸踊りをしているに過ぎないと思います。

 それにしても、休日に娘を家内に託して仕事に行く時の、辛いこと辛いこと。
あ、今週も休日出勤決定です。働くのは嫌いでは無いけど、少なくともイクメン
している場合ではない、と。

 育児休暇を義務化でもしない限り、普及は無理でしょうね。。それでも抜け駆
けして仕事するパパは出てくるでしょう。世の中、大変厳しいので、そのパパを
責める道理はありません。

 愚痴っぽくなってしまいました。。救いようのない、つまらん内容で申し訳な
いです。

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