2009年7月2日木曜日

2才の娘に人を叩いてはいけないことを理解させるロジック

 娘(2才5ヶ月)が人、しかも自分よりも小さい子を叩いたり、突き飛ばしたりするようになりました。最近は、家内や私にも。その場で注意するようにしているのですが、反抗期とは言え、困ったものだ。私も家内も手を上げたりすることはないので、どうやらお友達の攻撃を受けたことが原因のよう。お正月にいとこのYちゃん(そろそろ3才)に、しょっちゅう突き飛ばされていたからなぁ。前月の会ったけど、その時はやり返すようになっていた。本人はすっきりしたことでしょう。しかし、だからといって人を叩くことはいけない事なのです。
 「やられたらやりかえす」という短絡的思考は、一見して合理性があるので、嵌るとなかなか抜け出せない危険極まりない考え方です。そのような考え方を改めることができなければ、いずれ信頼を失い、友を失うことでしょう。そこで、娘を説得するロジックを考えました。
 
1) よそのお友達に叩かれて、痛い、くやしい思いをしたのだね。辛かったね。と、まず同情する。
2) でも、叩いてはいけないの、だって、叩かれたら、とても痛いでしょう? と叩かれた人の気持ちになってもらう。
3) 叩いてくるお友達はいるけれど、みんながみんな、叩いてくるわけではないでしょう? と問題は限定的であることを示す。
4) 叩いてこないお友達や、あかちゃんまで叩かなくてもいいでしょう? かわいそうでしょう? と否があることを示す。
5) ママだって同じだよ。ママが叩いてくるの?叩かないでしょう。だから、ママも叩いちゃだめ。 と同じ論理の適用範囲を拡大。
6) あなたは本当は、やさしい子だということを、パパは知っている。だから、叩いたりしちゃ、だめよ。

 昨夜は1)→2)→6)という展開で説得。納得したらしく、おとなしく寝支度に入った。特に1)と6)で心が通じ合ったような気がした。それ以外は2才児には難しいかな。

 手荒なことをするお子さんがいなくなるのが一番なのですけどね。下の子ができたりすると、ストレスがたまって、暴力をふるうようになるらしい。ふるわれた子のほうにも暴力が伝播して、娘のような一人っ子にも被害が。。というわけでしょうか。でも、僕も姉にいじめられたけど、僕自身は年下の子を叩いたりしなかったなぁ。うーん。







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