済ませてしまうのが推奨されています。先日、私たちも写真館で記念撮影をしま
した。娘だけでなく、私と家内も和装しての撮影でした。娘も家内も良く似合っ
ていましたが、私はどうも落語家さんみたいな感じで戸惑いました。撮影は1時
間半以上に渡ったので、途中休憩を入れながらとなりました。娘ひとりでの撮影
では、飽きも手伝ってやや難儀でした。娘には「お姫様になったつもりで頑張っ
て」、と、ちやほや乗せながら応援しました。家内はお気いりの人形で注意をひ
いたり、安心させる作戦。私は「可愛い!」などと連呼。親ばか丸見えのようで
したが、その行為はその場限り。娘の写真は残りますので敢えての行動でした。
(正直、恥ずかしかったぁ。写真館のスタッフはどう思ったでしょうか。慣れっ
こかもしれませんがうんざりしていたかもしれません。)娘も状況を察したの
か、ここ一番で絶好の笑顔を見せてくれました。私の「にっこり笑えば終われる
よ」の一言が効いたのかもしれません。ともかく、親との思い出づくりに根気よ
く付き合ってくれました。男性カメラマンの予測不可な素早い動作が苦手のよう
でしたが、よく頑張りました。お昼過ぎ、無時に終了。お腹がすいていたせいか
もしれませんが、娘もカメラマンもぐったりと疲れてしまったようです。遅い昼
ごはんは私が握ったおにぎりでした。帰りがけに電器屋さんで兼ねてから所望の
「ココロポッド」を買ってあげました。たいへん気に入ったようで、それから
ずっと得意げにしています。とりあえずの幸せに浸っているようです。
後日、撮った写真をWeb上で確認できました。100枚近くあり、その中から10枚
選びます。インターネット経由ですのでいつでも見れます。とても便利で助かり
ました。それにしても、さすがプロが撮った写真です。素晴らしい出来栄え。私
までとられ慣れたように見えました。撮影前日の急な予約にも対応してくれまし
たし、家内の見立て通り腕も抜群でした。良い写真館を見つけたものです。大切
な家族の写真、私の生涯の宝物になるに違いありません。娘の嫁入りに持たせる
ことになるのでしょうか。長い時間をかけて、彼女の宝物として引き継がれてい
くのでしょうか。カメラマンの方、ありがとうございました。
七五三には子供の成長を祝うという意味があります。私にはそれだけでなく、
親子の思い出を作るという役割もあると思います。お祝いだけでは単なるセレモ
ニーかもしれませんが、この家族がいるという証をこの世に残すことは、それを
超えた意味があるように思えてなりません。
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