ル・メモ。OSはCentOS 5.1 x86_64版です。
完全に消化しきれたわけではありませんが、使える状態になりましたので、メモ
を公開します。
パスワードは?やxで伏せてあります。もちろん任意ですので適当な値を入れてく
ださい。
■Moongift記事「Webベースのファイルストレージ「Nebula」」
http://www.moongift.jp/2009/09/nebula/
■Nebula3 -free web file stroage in PHP
http://postfactum.pl.ua/nebula/
0. ファイル取得・配置
wget http://postfactum.pl.ua/nebula3/download.php?q=f06f5166df01d0bfad28ba4cc434a71c
bzip2 -d nebula3-stable7.tar.bz2
tar xvf nebula3-stable7.tar.bz2
su
mv nebula3 /var/www/html/ (ディレクトリは任意です。ここでは/var/www/html
にインストールしたとします)
1. 必要なシステム、ライブラリ等のインストール
su
yum -y install mysql
yum -y install mysql-server
yum -y install httpd
yum -y install php
yum -y install flex libxml2-devel
yum -y install zlib-devel libpng-devel
yum -y install libjpeg-devel
yum -y install php php-mysql php-mbstring php-pear php-gd
2. mysql, apacheサービス開始
/etc/init.d/mysqld start
/etc/init.d/httpd start
3. mysql設定
mysql -u root
/>UPDATE mysql.user
/>SET Password=PASSWORD('????????')
/>WHERE User='root';
/>FLUSH PRIVILEGES;
/>DELETE FROM mysql.user WHERE user='';
/>FLUSH PRIVILEGES;
/>GRANT ALL ON *.* TO nebula3
/>IDENTIFIED BY 'xxxxxxxx';
mysqladmin create nebula3_files
4. /var/www/html/nebula3/config.php の編集
$envir['mysqlpassword'] = 'nebula3password';
$envir['mysqlnebuladatabase'] = 'nebula3';
$envir['nebulasite'] = 'http://nebula3/';
を
$envir['mysqlpassword'] = 'xxxxxxxxx';
$envir['mysqlnebuladatabase'] = 'nebula3_files';
$envir['nebulasite'] = 'http://サーバURL/nebula3/';
に変更。
4. 下記webサイト「CentOSサーバ構築術 文具堂」を参考にphpMyAdminをインス
トール
http://centos.bungu-do.jp/2007/05/centos_mysql.html
※上記リンク、不都合でしたらご一報下さい。
5. 80番ポート開放
System->管理->セキュリティレベルとファイアウォールの設定->rootパスワード
入力->ファイアウォールのオプション->WWW(HTTP)をオン-> OK
6. phpMyAdminからnebula3.sqlをインポート
ブラウザでhttp://サーバURL/phpMyAdmin/
ID: root
PW: ????????(mysqlのrootのパスワード)
nebula3_files->インポート->テキストファイルの位置->
/var/www/html/nebula3/install/nebula3.sql を選択->「実行する」の順で押下
7. /var/www/html/nebula3/usersのアクセス権など変更
chown apache /var/www/html/nebula3/users
chgrp apache /var/www/html/nebula3/users
chmod 755 /var/www/html/nebula3/users
8.ブラウザで下記URLにアクセス
http://サーバURL/nebula3/
管理者ID(admin)で初期パスワード(admin)でログイン
9. 管理者アカウントの初期パスワードを変更
Home画面右上「Options」を押下すると設定変更画面に入ります。新しい
Passwordを入力し「Save」を押下。
[所感]
1. 期待していた複数ファイルの一括アップロード機能は無かった。
2.アップロードの際のウィルスチェック機能もなかった。
3. フォルダ作成機能もなし。ファイルアップロード時にTagなどを付けてTagsや
Searchで収集するという使い方らしい。
4. 日本語ファイル名はアップロード、ダウンロードともに問題なかった。
管理者側の視点としては、長期使用を前提とした場合、ウィルスチェック機能や
フォルダ作成を実装したMooldeのファイル管理システムの方がすぐれていると感
じる。短期的には実装が簡単なnebula3に軍配が上る。
また、ユーザの使いやすさからでは、機能が単純化されたNebulaが一枚上。ド
キュメントもシンプルに書けるだろう。
あと、アップロードしたユーザが誰か分るのが良い。またWeb上のremoteファイ
ルも管理できるのも大きな利点と言える。
家庭用など、個人的な使用に向いている。というのは、仕事で使うファイル管理
システムはウィルスチェック機能がないと、やはり厳しいためだ。
どうやらアップロード可能なファイルサイズに上限があるらしい。2MB以上のファイルをアップしようとすると、「Please specify file name」または「File uploading error」とでる。どちらのエラーメッセージが出るかは、ファイルサイズによるらしく、分水麓は8MB前後とみたがどうか。稼働中のMoodleは100MBまで。上限2MBでは、今時写真の置き場にもならないね。どうしたものか。
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