2010年8月30日月曜日

理解するということ

「理解する」ということ、あるいは「分かる」ということは、2つの定義がある
と思います。

第一は、「ルール(法則)を知ること」です。法則を表現する場合、人間が理解
できる記述形式は2つしかありません。1つは「論理」、もう一つは 「数式」
です。数式は論理の1部ですので、実質は唯一、「論理」ということです。ただ
表現の形式として大きな違いがあります。

第二は、「人に説明できること」です。自分の言葉で、クリアに説明できるこ
と。ある言葉の定義がどれほど一般に膾炙しているか、を理解してればよ り多
くの人が、分かるように説明することができます。

読書をしていても、漠然とした理解にとどまりがちです。上のどちらかを達成で
きれば、その本に記述してあることを理解できた、と言えるのではない でしょ
うか。